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title: 制御盤製作のデジタル化とは？回路図からDXを支えるデジタルツインまで｜Eplan公式ブログ
description: 制御盤製作のデジタル化とは何か。紙図面中心の設計・製造プロセスから、EPLAN Electric P8やEPLAN Pro Panelを活用したデジタルツイン構築までを解説。設計データの活用方法や製造工程との連携、DX実現へのステップをわかりやすく紹介します。
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# [制御盤製作のデジタル化とは？回路図からDXを支えるデジタルツインまで｜Eplan公式ブログ](https://blog.eplanjapan.co.jp/blog/211027)

 作成者: [Admin](https://blog.eplanjapan.co.jp/blog/author/admin)｜Oct 26, 2021, 10:00:00 PM

製造業ではDX（デジタルトランスフォーメーション）が加速していますが、制御盤設計・製作の現場では、いまだに紙図面や経験に依存した作業が多く残っています。人材不足や技術継承、品質向上への要求が高まる中、設計から製造までをデータでつなぐ「デジタル化」への注目が急速に高まっています。

本記事では、Eplan Globalが公開している「Digitalisation in Panel Building: From Schematics to Digital Twin」で紹介されている考え方をもとに、制御盤製作におけるデジタル化のステップと、その先にあるデジタルツインについて解説します。

**もくじ**

- [なぜ制御盤製作のデジタル化が必要なのか](https://blog.eplanjapan.co.jp/blog/211027?hs_amp=true#m1)
- [紙図面は「情報」ではなく「情報の一部」](https://blog.eplanjapan.co.jp/blog/211027?hs_amp=true#m1-1)
- [デジタル化の第一歩は高品質な回路図](https://blog.eplanjapan.co.jp/blog/211027?hs_amp=true#m1-2)
- [デジタルツインとは何か](https://blog.eplanjapan.co.jp/blog/211027?hs_amp=true#m1-3)
- [Eplan Pro Panelで実現する制御盤のデジタルツイン](https://blog.eplanjapan.co.jp/blog/211027?hs_amp=true#m2-1)
- [デジタルツインが製造工程を変える](https://blog.eplanjapan.co.jp/blog/211027?hs_amp=true#m2-2)
- [配線作業もデジタル化できる](https://blog.eplanjapan.co.jp/blog/211027?hs_amp=true#m2-3)
- [設計と製造をつなぐデータ基盤 Eplan Data Portal](https://blog.eplanjapan.co.jp/blog/211027?hs_amp=true#m3)
- [従来CADとEplanの違い](https://blog.eplanjapan.co.jp/blog/211027?hs_amp=true#m3-1)
- [まとめ：デジタル化は一歩ずつ進められる](https://blog.eplanjapan.co.jp/blog/211027?hs_amp=true#m3-2)

### 【動画】Digitalisation in Panel Building: From Schematics to Digital Twin

本記事の内容は、Eplan Globalが公開している 「Digitalisation in Panel Building: From Schematics to Digital Twin」 で紹介されている内容を解説しています。 日本語オートダビングと（自動生成）日本語字幕でご覧ください。

 

本動画では、以下の内容について解説しています。

- 紙ベースの業務プロセスを、一貫したデジタル情報に置き換える方法
- 部品データを活用した高品質な電気回路図の作成方法
- 部品表（BOM）や各種帳票の自動生成
- Eplan Pro Panelによる制御盤の3Dレイアウトの作成
- 制御盤製造前に実施するレイアウト、クリアランス、配線経路の検証
- Eplan Smart Production（Eplan Smart MountingおよびEplan Smart Wiring）による組立・配線作業の支援
- Eplan Data Portalを活用したメーカー部品データの利用
- 制御盤製作におけるデジタル化を段階的に推進する方法

## なぜ制御盤製作のデジタル化が必要なのか

多くの制御盤メーカーでは、設計部門が作成した回路図を製造現場へ渡し、作業者が図面を読み解きながら制御盤を製作しています。この方法は長年にわたって採用されてきましたが、その多くは熟練者の経験やノウハウに支えられています。

例えば紙の回路図には、使用する機器や接続情報は記載されています。しかし実際に制御盤を製作するためには、機器の配置やDINレールの位置、ケーブルダクトの構成、熱対策、配線ルートなど多くの情報が必要です。こうした情報は図面だけでは十分に把握できないため、現場では経験豊富な作業者が判断しながら作業を進めています。

しかし、人材不足やベテラン技術者の高齢化が進む中、この属人的なものづくりは大きな課題となっています。そのため近年では、設計データを製造工程まで活用し、経験に依存しないものづくりを実現するためのデジタル化が重要視されています。

## 紙図面は「情報」ではなく「情報の一部」

デジタル化を考えるうえで重要なのは、「紙図面はデータではなく、情報の一部に過ぎない」という考え方です。

「紙」を「実質的にデータではないもの」、あるいは「データの深さが非常に浅いもの」と考えてみます。

紙図面には目に見える情報だけが記載されています。しかし設計段階には、それ以外にも多くの関連情報が存在しています。例えば部品の仕様情報、接続データ、製造情報、保守情報などは、印刷された図面だけでは活用できません。

そのため紙図面は、人が読んで解釈するための資料ではあっても、システムや機械が利用できるデータではありません。設計から製造、そして保守までをデータでつなぐためには、図面を単に電子化するだけではなく、データとして活用できる状態にすることが重要です。

つまり制御盤製作のデジタル化とは、紙をなくすことではなく、設計情報をデータとして活用できる環境を構築することなのです。

## デジタル化の第一歩は高品質な回路図

制御盤製作のデジタル化は、高品質な回路図を作成することから始まります。回路図は、自動化設備の電気設計データの中核となるものです。そこには使用部品や接続関係、制御ロジックなど、 設備の機能を表す情報が集約されています。 

Eplan Electric P8では、単なる図面作成ではなく、部品情報を持った設計データとして回路図を作成できます。そのため設計と同時に部品表や配線リスト、各種帳票を自動的に生成できるようになります。

また、クロスリファレンス機能により関連する部品の情報を自動で管理できるほか、標準回路をマクロとして登録し再利用することで、設計品質を維持しながら設計工数を削減できます。

こうした標準化とデータ活用は、制御盤製作のデジタル化における最初の重要なステップです。

## デジタルツインとは何か

近年、製造業で注目を集めているキーワードの一つが「デジタルツイン」です。デジタルツインとは、現実の設備や製品をデジタル空間上に再現したモデルを指します。制御盤の場合、回路図だけや2Dレイアウトだけではデジタルツインとは呼べません。

 

実際の制御盤には、機器配置や配線経路、穴あけ位置、盤内スペース、熱の発生状況など、多くの物理情報があります。こうした情報を含めて再現することで、初めて実機とほぼ同等の情報を持つデジタルツインが完成します。

デジタルツインが実現すると、設計段階で品質を高めるだけでなく、製造工程や保守工程までデータを活用できるようになります。

## Eplan Pro Panelで実現する制御盤のデジタルツイン

Eplan Pro Panelでは、制御盤内を3D空間上で設計できます。設計者はキャビネット、DINレール、ケーブルダクト、PLC、ブレーカ、インバータ、端子台などの機器を実際の盤と同じように配置できます。

回路図で定義された機器情報と連携しているため、設計データの整合性を維持しながら盤設計を進めることが可能です。さらに、機器の配置漏れチェックや干渉確認、発熱対策の検討、電線長計算、NC加工データの出力なども行えます。

これにより、制御盤は単なる図面ではなく、設計から製造まで活用できる完全なデジタルモデルへと進化します。

## デジタルツインが製造工程を変える

デジタルツインの価値は設計部門だけに留まりません。むしろ本当の価値は製造工程で発揮されます。

設計データがデジタルツインとして整備されることで、製造現場は紙図面に頼らず作業を進められるようになります。

回路図そのままや、3Dレイアウトをそのまま渡すだけではあまりいい方法とは言えません。

例えばEplan Smart Mountingでは、組立作業者は3D画面を見ながら部品の取り付け位置や作業順序を確認できます。完成形を視覚的に把握できるため、経験の少ない作業者でも効率的に組立作業を進められます。また、設計部門との情報共有も容易になるため、現場からのフィードバックを設計へ反映しやすくなります。

## 配線作業もデジタル化できる

制御盤製作の中でも特に経験が求められるのが配線作業です。

Eplan Smart Wiringでは、配線作業に必要な情報をデジタルで提供できます。作業者は接続元や接続先、推奨される配線経路、必要な電線長などを画面上で確認しながら作業を進められます。

従来は回路図を読み解きながら行っていた作業が、ナビゲーションに従って進める作業へと変わるため、作業品質の安定化や教育期間の短縮も期待できます。  
動画内では、このようなデジタル化によって配線作業が大幅に効率化される可能性も紹介されています。

## 設計と製造をつなぐデータ基盤 Eplan Data Portal

こうしたデジタル化の出発点となるのが、正確な部品データです。

Eplan Data Portalでは、世界中の機器メーカーが提供する製品データを利用できます。設計者は必要な部品を検索し、そのまま設計プロジェクトへ取り込むことができます。

利用できる情報には、シンボルや部品属性だけでなく、2Dマクロや3Dモデル、技術仕様、カタログ情報なども含まれています。

あらかじめ整備されたメーカー公式データを利用することで、部品登録作業を削減できるだけでなく、設計品質の向上や標準化、入力ミスの削減にもつながります。また、Rittal RiPanel Configuratorとの連携により、選定した筐体やアクセサリをそのまま設計環境へ取り込むことも可能です。

## 従来CADとEplanの違い

一般的なCADは図面を描くことを目的としたツールです。一方、Eplanは設計データを中心にデータをプラットフォームで一元管理するツールです。  
従来のCAD環境では、部品表の作成や帳票の更新、設計変更の反映などを手作業で行うケースも少なくありません。そのため変更が発生すると、関連する資料をそれぞれ修正する必要があります。

Eplanでは、すべての情報がプロジェクトデータとして統合管理されます。そのため設計変更が発生しても、関連する帳票へ自動的に反映されるほか、エラーチェックや品質確認も効率的に行えます。  
さらに製造データの生成や購買部門とのデータ連携も可能となり、設計だけでなく製造プロセス全体の効率化を支援します。

つまりEplanは単なる電気CADではなく、設計から製造までをつなぐデータ基盤として機能するソリューションと言えます。

## まとめ：デジタル化は一歩ずつ進められる

制御盤製作のデジタル化は、一気に完全自動化を目指す必要はありません。重要なのは、段階的にデジタル化を進めることです。

まずは高品質な回路図を作成し、設計の標準化を進めます。その上で部品データを活用しながら3Dレイアウトを構築し、デジタルツインを完成させます。さらに、そのデータを製造工程へ連携することで、設計から製造までを一つのデータでつなぐ環境を実現できます。

Eplanは、このデジタル化のジャーニー全体を支援するソリューションを提供しています。  
人材不足や短納期対応、技術継承といった課題が深刻化する今、制御盤製作の競争力を高めるためにはデータ活用が欠かせません。そしてその中心にあるのが、設計から製造までをつなぐデジタルツインなのです。

制御盤のDXについてまとめました。

公開日：2026年9月30日

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