【自動車メーカー】フォルクスワーゲン 導入事例

EPLAN導入のきっかけ

精密なクルマづくりを実現するために、毎年Volkswagenは生産改善を計画しています。さまざまな国におよそ3か所の拠点を建設し、工場にはそれぞれ数百台のロボットが配置されています。
クルマのバリエーションが増え、同時にバリエーションごとの生産台数が減っているため、生産計画に当たっては新しい課題が生じています。この理由から、2009 年以降、Volkswagen は工場の電装設計にモジュール式構成とあわせて EPLAN Engineering Center(EEC)を採用ました。

1. EEC によって実現された構成ソリューション VEAK

EECによって実現された構成ソリューションは、Volkswagen Electrical Systems Configurator(Volkswagen Elektro-Anlagen Konfigurator: VEAKと呼ばれています。

さまざまな自動車メーカーがインターネットで消費者向けに提供しているオプション シュミレーション サービスで、いくつかのダイアログボックスを使って(消費者が自由に)理想の車の仕様を決めるのと同じように、VEAKでは可能な限りユーザーが使いやすい方法で、プロジェクトエンジニアがボディ生産ラインを構成することができます。

通常のプロセスでは機械設計から始まります。次に、このデータが電装設計に渡されます。VEAKを使うと、この作業が、それぞれの土台となる部門間リンク情報付きで並列に実行され、同じ情報の重複入力は次第に減少します。

2. 効率的な準備作業

VEAKにはある程度の準備作業が必要です。VEAK チームは、設計部門および EPLANと協力して、2009年末から準備作業を実施してきました。

考えられる多数のコンポーネントが A、B、C という階層に分類されました。A および B に分類されたコンポーネントはコンフィギュレーターで利用できる必要があ り、要件の約 45% を満たします。C というコンポーネントは“あればうれしい”ものです。

3. 最大50%の時間短縮

基本回路の生成はコンフィギュレーターで VEAKチームによって生成されます。
たとえば、約300ページの回路図が必要な場合、基本構造を「2時間以内で7、8割構成できます。」(Steffen Strickrodt 氏)残りの3、2割は手作業で行う必要がありますが、EPLAN Electric P8 を使って実施されます。

自動生成された回路図の品質向上により、回路およびドキュメントのチェックとダブルチェックという面ですでに成果はあがっています。

4. サプライヤーへのVEAK導入

現在、VEAK は、プエブラ(メキシコ)、ブラチスラヴァ(スロバキア)、エムデン(ドイツ)、ツヴィッカウ(ドイツ)の工場でプロジェクトに使用されています。導入前に、2 日間のワークショップで、各社は環境と EPLAN の操作に慣れました。
VEAKはVolkswagenブランドの新しいボディ生産ラインそれぞれで請負業者が使用します。「これは当社の規格を維持するのに役立ちます」。そして、ユーザーの時間とお金も節約します。

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