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【プレスリリース】EPLAN は 三菱電機 MELSOFT iQ Worksと連携しました。 - 世界標準の電気設計CAD EPLANブログ

作成者: Admin|Mar 29, 2018 4:00:00 AM

EPLAN Electric P8から三菱電機社MELSOFT iQ Worksへの新しいソリューションが、電気エンジニアリングとオートメーションをつなぎます。
たとえばアドレスなどのデータが、EPLAN Electric P8 ⇔MELSOFT iQ Works間で交換可能になりました。その結果、PLC構成要素のバス接続を含めた正確な回路図が簡単に作成できるようになりました。

PLCデータの双方向交換ができると、エンジニアリングとオートメーションにおけるプロセスの最適化が促進されます。
そこで総合電気CADのEPLANと三菱電機社は、EPLAN Electric P8とMELSOFT iQ Worksの新たな統合によって、こうしたデータ交換をさらに一歩推し進めました。
この基盤となっているのがAutomationMLです。
EPLANで生成したデータセットをベースに、PLCハードウェア構成やソフトウェア・プログラミングが行えます。
特に優れた点として、信頼できる唯一の情報源から、製品開発の全プロセスにわたってデータを受け渡すことができるようになります。
また、EPLAN Data Portalに設計に必要な部品データをご用意していますので、これと合わせることにより、PLC構成要素のコンフィグレーションと構想・設計がさらに加速します。

一方、MELSOFT iQ Worksは、統合ソフトウェア・パッケージとして、
三菱電機社のオートメーション製品をプログラムするのに必要なソフトウェア・ソリューションがまとめられています。
現行のEPLANプラットフォームであるバージョン2.7への新たな統合によって、ユーザーは、プロジェクトのすべての段階で、
どの方向へもデータ交換して編集し、プロジェクト・データとして同期させることが可能です。

今後は、データを何度も入力する必要がなくなり、誤入力の防止にも役立ちます。
そのうえ、電気設計エンジニアとソフトウェア開発者との協力もより簡単になります。
また電気設計者とっては、PLCアセンブリの配置を可視化できるという、さらなるメリットも生まれます。
システム支援のもと、PLCアセンブリがより迅速に編集可能となり、急な変更も簡単に実行できます。

AutomationMLテクノロジー

AutomationMLは、XMLをベースとする公開仕様の標準データフォーマットで、
システムのトポロジや構成、配置、ロジックなどに関する設計情報を記述できます。
構成やトポロジの情報を表示するために、
AutomationMLはIEC 62424/IEC 62714準拠の国際的なデータフォーマット規格である
CAEX(Computer Aided Engineering Exchange)フォーマットを利用します。
これにより、オブジェクト指向コンセプトが整い、工場やシステム構成の表現に活用できます。

さらにAutomationMLなら、例えばPLCのラック構成などシステムの構造的な情報を受け渡すことも可能になります。
そのため、サービスや保守作業にさえも利用できるドキュメントを完全に整えられます。
もう一つ重要な点として、様々なソフトウェア・ツールによるデバイス情報などのデータを、メーカーとユーザーの間で交換し、簡単にドキュメントに盛り込むことも可能になります。

MELSOFT iQ Worksについて

MELSOFT iQ Worksは、三菱電機社のオートメーション製品をプログラムするのに
必要なソフトウェアGX Works3、MT Works2、GT Works3、RT ToolBox2、FR Configurator2を統合した組込みソフトウェア・パッケージです。
そして、これらソフトウェアの連携は、ユーザーとシステム設定の集中管理をつなぐ、グラフィカルで使い易いインターフェースMELSOFT Navigatorによってサポートされています。
そのほか、システムのラベルとパラメータをプロジェクトの全過程を通じて利用できることも平易化の実現を支えています。
この高機能なソフトウェア・パッケージの強みには、繰り返し作業やエラーの発生源を最小化すること、
さらにそうしたエラーによる全体的な作業コストを抑制する手間が大きく減少することで、システム開発を容易化できることも挙げられます。

背景

EPLANと三菱電機社は、長年わたり戦略的パートナーとして協力してきました。
総合電気CADのEPLANは、三菱電機社e-F@ctory Allianceのメンバーであり、
同時に三菱電機社からはEPLAN Data Portalに製品データを提供いただいています。
私たちはデータ品質を高め、エンジニアリングや製造プロセスを加速させて生産性を向上に導くことを目指しています。

イープランソフトウエア&サービス(EPLAN Software & Service)

EPLAN Software & Serviceは、世界をリードするサービス・プロバイダとして、
コンピュータ支援技術(CAx)とともにコンフィグレーションやメカトロに向けたソリューションを開発しています。
また、お客様のエンジニアリング・プロセス最適化ついてコンサルティングも行っています。
ERPやPDM、PLMシステムに対する標準インターフェイスに加え、
特殊仕様のインターフェイスによって、製品開発から発注処理、生産を通じたデータの一貫性を保証します。

EPLANはグローバルに活躍する企業として、世界の4万5千社を超えるお客様による12万件以上のインストールをサポートしています。
1984年創立のEPLANは、Friedhelm Loh Group(フリードヘルム・ロー・グループ)の一員です。
Friedhelm Loh Groupは、全世界で18ヵ所の生産拠点と78社の子会社を運営しています。
グループ全体で1万1500名以上の従業員を擁し、2015年の売り上げは約22億ユーロに達しました。
また2016年には、連続8回目となる「Top German Employer(ドイツのトップ事業者)」の栄誉に輝きました。
さらにFriedhelm Loh Groupは、評価組織Deutschland TestとFocus Money誌が行った調査で「Top vocational trainer(人材育成に優れたトップ企業)」としても認められました。

より詳しい情報につきましては、www.eplan.deおよびwww.friedhelm-loh-group.comをご覧ください。

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