EPLANの導入事例(英語)を日本語に訳しています。一部抜粋、わかりやすい日本語に言い換え、追記などを行っています。完全版（英語）はこちらのリンクからご確認ください。
CAE - The Key Ingredient of Industry 4.0 in the Food & Beverage Sector
食品業界においても、標準化、デジタル化、自動化が進んでいます。日々進化する新しい要求に応えるため、電気設計もプロセスを自動化・合理化する設計ツールが求められています。
EPLANのソフトウェアは、電気設計、流体動力設計、P&IDエンジニアリングにおけるコピペや手作業を、改善、自動化することを可能にします。その結果、生産性の向上、プロジェクト納期の短縮、製品の品質と安全性の改善というメリットがあります。
技術やソフトウェアは日々進歩しているとはいえ、現在の設計・製造方法を変え、新しいシステムを導入することに抵抗を示す企業が少なくありません。しかし一度考えてください。今使用しているソフトウェアのバージョンは最新でしょうか。新しい設計や製造に対応していますか。
特に食品業界では、変化する市場要件に対する柔軟性と市場対応のはやさが最重要課題です。常に変化する消費者の要求に合わせ、新製品やリニューアル品を開発することが多くなっています。このような新しい要求に迅速に対応するためには、製造ラインや機械の迅速な改造が不可欠です。製造ラインや機械を変更するための電気設計も迅速に計画・変更する必要があります。
変化する市場要件に対する迅速柔軟な対応をするために、機械メーカーと一貫性のある標準化戦略を策定することは必要不可欠なステップです。
例えば、標準シンボルファイルをサプライヤーに直接共有することができれば、シンボルを新たに追加しても、そのライブラリを渡すだけでサプライヤーではシンボルを使うことができます。サプライヤー自身でシンボル作り直す必要がなく、プロジェクトの時間を大幅に短縮することができます。
この点で、EPLANソリューションは、企業それぞれにあった標準回路図を生成するための多くの機能を提供しています。
チョコレートバーのメーカーであるRitter Sport GmbH & Co KGは、次のように説明しています。
（補足：シンボルや回路図の書き方をメーカーもサプライヤーも共通で使えるようにしておくので、回路図書き換えたり、部品を選定し直したり、色んな種類のスペアパーツを持つ必要がありません。）
表現形式の決められた標準化した回路図は、様々なプロジェクトで何度も使用されます。
つまり標準化された回路を使うということは、その回路に問題がないということを表し、機械のダウンタイムも短縮されます。
Ritter Sportは、入念で最新の図面が、信頼性の高い、トラブルのない生産の鍵であると確信しています。
PLCのプログラミングは通常、社内で行われます。EPLANは、PLCのプログラミングツールと直接、アドレスとニーモニックをデータのインポート/エクスポートすることができます。この機能によって電気設計とソフト設計間のやり取りが簡単になります。もしコピペでデータファイルを作り直している場合、この機能を使えば設計工数を削減することができます。
電気設計専用CAD EPLANを導入するメリットは明白です。
参考：【セミナー動画公開】電気設計を効率化する マクロ機能 と 自動化機能 ！EPLAN Electric P8機能紹介