EPLANプラットフォーム バージョン2.9 の「Service Pack 1」のリリース以降、EPLAN Data Portalはクラウド環境EPLAN Cloudとの全面的な統合が実現しました。
EPLAN Cloudに登録すると、新しいData Portalをすぐに体験していただけます。EPLAN Cloudに統合されたEPLAN Data Portalのおすすめポイントをご紹介します。
掲載メーカー・部品データどんどん増加!
EPLAN Data Portalでは国内外問わず、主要部品メーカーの参加が継続的に拡大しており、その高品質な製品カタログへ即座にオンラインでアクセスして活用いただけます。
2022年11月現在
426社、
合計1,356,328点の部品データがEPLAN Data Portalに掲載されています。
日本メーカーの掲載状況は、34社26万点以上の部品データがご利用いただけます。
各部品メーカーが提供している、部品データをEPLANでのドキュメント作成に直接取り込めるため、お客様は部品メーカーのサイトを回って集めるというような労力が軽減され、設計に集中して取り組んでいただけます。さらに、標準化された部品データを使用するため、機械や工場システムのドキュメント品質も向上できます。
EPLAN Cloudのサイトトップページ。右上の「Join」より登録をお願いします。
直感的な検索機能
Data Portalを使用すると、世界中の部品メーカーの製品カタログにアクセスできます。 掲載メーカー、部品データは常に増加の一途をたどっています。
わかりやすいユーザーインターフェースで、掲載されている広範な部品データを、直観的な検索機能によって絞り込めるようになりました。 製品グループや部品、メーカーなどに対するサジェスト機能も実装し、一般的な検索エンジンと同じような操作性にしています。そのため、部品データを集める時間が短縮され、必要なデータを素早く得られるようになりました。
セレクター機能でサクサク検索
EPLAN Data Portalで部品データを提供する一部のメーカーは、要件に基づき部品を構成することができます。セレクター機能を使うことで、EPLAN Data Portal上で部品の構成が簡単にでき、その部品データを一括でダウンロード、そのまま電気設計や流体動力設計に利用することができます。
例えば日本メーカーでは富士電機機器制御がセレクター機能を提供しています。富士電機機器制御のセレクター機能を使えば、わずか数ステップで、必要な部品を検索・選択することができます。
部品データの標準化を強化:EPLAN Data Standard
標準化された部品データは、効率的なプロセスをつくり上げるうえで欠かせません。制御盤を3D設計する場合はもとより、配線長の自動計算、取付け部品の機械加工にも標準化データが必要です。
EPLAN Data Standardと呼ばれる新しい基準が、たとえばeCl@ss Advancedなどの実績ある部品データの分類基準を補い、そのデータを実用に適したものにします。すべての設計・製造プロセスを通じて、一貫したデータの利用が確実に行えるため、この効果は、プロジェクトの計画開始からコミッショニングにまで及ぶと考えられます。
参考
プレスリリース:1分でわかる!EPLAN Data Portalがリニューアル
掲載日:2020年8月25日
最終更新日:2022年12月7日