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【資料公開中】規格の企画「IEC・新JISに対応した 電気設計の標準化をするために 知っておくべき概念」

作成者: Admin|Apr 2, 2024 4:00:00 AM
EPLANは、30年以上電気設計を専門に世界中のお客様とお仕事をさせていただき、設計の標準化を行うノウハウを蓄積してきました。
 
電気設計の標準化と一言で言われていますが、具体的な方法はあまり語られません。
電気設計の標準化には、お客様の持っている電気設計のノウハウや、設計思想を考える必要があり一筋縄ではいかないからです。
 
EPLANは、設計の標準化を考える際に重要なポイントとして、「国際規格に沿った標準化」を挙げています。国際規格に基づいた標準化は、企業間での統一性や効率性を高めるだけでなく、グローバル市場での競争力を向上させる重要な要素となります。

この考えから、電気設計の標準化のノウハウを持ったEPLANが規格の企画シリーズとして2つお役立ち資料を作りました。

  • 規格の企画Ⅰ 図面の階層構造と文書の分類と指定
  • 規格の企画Ⅱ IEC(新JIS)と旧JISとNFPAの比較

図面の階層構造と文書の分類と指定では、IEC・新JISの規格に沿った電気設計の標準化をするために必要な考え方をまとめました。 

 

図面の階層構造

図面の階層構造|JISC0452 IEC81346 を取り上げました。これは簡単に言うと「図面の書き方のルール」です。 

図面の階層構造をすると下記のようなメリットがあります。

  • 設計の全体像が把握しやすい
  • 編集・拡張しやすいプロジェクト
  • 設計の標準化
  • システムの効率的な設計、製造、サービス及び運転のため

具体的にはオブジェクトを3つの観点から定義します。

 資料の中ではこの図面の階層構造をわかりやすく家に例えて説明しました。
この図面の階層構造で電気設計図面に置き換えた場合、このようになります。

文書の分類と指定

文書の分類と指定|JIS C 0451 IEC61355もとりあげました。

規格の企画Ⅰ PDFダウンロード

IEC・新JISの基準に基づいた標準化の要点を簡潔にまとめました。電気設計の標準化には一つの正解がなく、各企業ごとに異なるアプローチがあります。EPLANは30年以上にわたり、世界中のお客様と電気設計に特化した仕事をしてきました。お客様の電気設計ノウハウや強みを活かし、標準化をサポートいたします。電気設計の標準化だけでなく、総合電気設計CAD導入などについても、お気軽にご相談ください。

公開日:2020年3月
最終更新日:2024年4月2日