EPLAN Data Portalで利用できる「セレクター機能」は、電気設計で必要な部品の検索がしやすくなります。日本メーカーの富士電機機器制御株式会社のセレクター機能も搭載されています。
セレクターとは何か
最新バージョンのData Portalでは、クラウド環境EPLAN Cloudとの全面的な統合がされています。
EPLAN Data Portalで部品データを提供する一部のメーカーは、要件に基づき部品を構成することができます。セレクター機能を使うことで、EPLAN Data Portal上で部品の構成が簡単にでき、その部品データを一括でダウンロード、そのまま電気設計や流体動力設計に利用することができます。
EPLANプラットフォーム バージョン2.9 の「Service Pack 1」以上をお使いのユーザーは、EPLANプラットフォームからEPLAN Cloudにアクセス、セレクターを利用できます。
EPLAN Cloudにログイン、EPLAN Data Portalにアクセスすると左側にセレクターのアイコンがあります。クリックすると2つの選択肢が表示されます。
セレクターの機能紹介:製品選択補助機能
これは部品メーカーのガイドにそって選択することで、適した部品をすばやく見つけることが出来る機能です。そして、検索した部品のデータはEPLAN Data Portalから簡単にダウンロードできます。
仕様は決まっているけれど、型番はわからない。
型番を調べるために部品メーカーのWEBサイトを別ウィンドウで立ち上げて検索する、という必要がなくなります。
部品の仕様を選択していくと、
該当する部品が右側に現れます。
これをクリックして製品データをダウンロードします。
セレクターの機能紹介:コンフィグレーター(Product configurators)
構成が可能な部品の詳細な要件を定義できます。 EPLAN Data Portalに統合されている製品コンフィギュレーターを使用すると、構成した部品の型番や適切な部品データのダウンロードが簡単に行えます。
セレクターは部品メーカーがサポートしているので、常に最新の情報を入手できます。
EPLAN Data Portalへのアクセス方法
上記で述べたように、EPLANユーザー(EPLANプラットフォーム バージョン2.9 の「Service Pack 1」)はEPLANのソリューション内からアクセスできます。
EPLANユーザーではない方も、EPLAN Data Portalにアクセスすることができます。
部品情報のダウンロードはできませんが、
こちらのリンクからは「見るだけ」見れます。
部品情報のダウンロードも含めてEPLAN Data Portalをご利用いただくには
EPLAN Cloudへの登録が必要です。
公開日:2020年11月6日
最終更新日:2022年9月13日