オムロンはEplanのテクノロジーパートナー企業です。Eplanとオムロンの連携についてまとめました。
Eplanテクノロジーパートナーとは…
Eplanユーザーは弊社ソフトウェアの他にも、ERPやPLM、PLC、シミュレーション環境など様々なメーカーのソフトウェアアプリケーションを利用してます。こうした様々なアプリケーションとの完全な相互利用を通じて、効率の良いエンジニアリング環境を提供し、お客様の設計・製造メリット向上すべくパートナー企業とコラボレーションを進めています。
オートメーションソフトウェア Sysmac Studio と連携
Sysmac StudioとEplan Electric P8間の双方向インターフェースにより、AML規格を活用した統合が可能です。電気エンジニア、制御ハードウェアエンジニア、ソフトウェアプログラマーがSysmac StudioとElectric P8間で制御設定データを自動的に同期できます。
データを連携することでEplan Electric P8で設定した機器構成や、I/Oに対する変数の割付情報が自動で反映されます。
データの二重入力や手入力によるミス・後戻りをなくし、設計の効率化に貢献します。
▶ Sysmac Studioの詳しい説明については下記リンクをご覧ください。
オムロンのウェブサイトにジャンプします。
統合ソフトウェア環境 (Sysmacコンセプト3)
Data Portal に部品データを掲載
Data Portalは2024年12月末現在、516社、195万点 データ利用が可能です。
オムロン製品の部品データは日本トップレベルの 49,000機種以上掲載されています。
同社のFA制御盤の約7割をカバーしており、設計時に必要な部品データがほぼ利用できる状態です。
部品の選定をサポートするセレクター機能を搭載
オムロンは部品の選定をサポートするセレクターツールをData Portalに提供しています。よりオムロン製品を便利に選定していただけます。
オムロンのセレクター機能を使うと、EPLAN Data Portal上で部品の検索が簡単にできます。
これは部品メーカーのガイドにそって選択することで、適した部品をすばやく見つけることが出来る機能です。そして、検索した部品のデータはEPLAN Data Portalから簡単にダウンロードできます。
仕様は決まっているけれど、型番はわからない。型番を調べるために部品メーカーのWEBサイトを別ウィンドウで立ち上げて検索する、という必要がなくなります。
EPLANプラットフォーム バージョン2.9 の「Service Pack 1」以上をお使いのユーザーは、EPLANプラットフォームからEPLAN Cloudにアクセス、セレクターを利用できます。
EPLAN Cloudにログイン、EPLAN Data Portalにアクセスすると左側にセレクターのアイコンがあります。クリックすると2つの選択肢が表示されます。
オムロンセレクターの機能紹介
オムロンのセレクターでは
の2種類の方法で部品を検索できます。
形式から選ぶ場合は、虫眼鏡マークにテキストを入力すると、検索結果が表示されます。
あとは部品をクリックしてダウンロードリストに追加するだけです。
商品カテゴリから仕様で絞り込む場合も同様に、探している部品のカテゴリ、仕様をクリックするだけで選択できます。
Eplan Data Portalへのアクセス方法
EPLANユーザー(EPLANプラットフォーム バージョン2.9 の「Service Pack 1」)はEPLANのソリューション内からアクセスできます。
EPLANユーザーではない方も、EPLAN Data Portalにアクセスすることができます。
部品情報のダウンロードはできませんが、 こちらのリンクからは「見るだけ」はできます。
部品情報のダウンロードも含めてEPLAN Data Portalをご利用いただくには EPLAN Cloudへの登録が必要です。
Eplanとオムロンの連携についてお問い合わせ
Eplanとオムロンの連携について、何かご質問やご不明点などございましたら
なんでもお気軽にお問い合わせください。
公開日:2025年3月