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【セミナー動画公開】電気設計を効率化する マクロ機能 と 自動化機能 !EPLAN Electric P8機能紹介|バリューチェーンウェビナー シリーズ2 - 世界標準の電気設計CAD EPLANブログ

作成者: Admin|May 20, 2020 4:00:00 AM


セミナー動画公開中(You Tube) 及び ウェビナー資料DLがしていただけます。

電気設計を効率化する
「マクロ機能」と「自動化機能」!
もうシンボルや線を書く必要はない!

 セミナー内容

電気設計者が行っている手作業を自動でできたら、作業効率は向上し、手戻りの原因になるヒューマンエラーを削減できます。EPLAN Electric P8はカスタマイズなしで、お客様の電気設計を効率化してきました。そんなP8の機能説明で反響のある「マクロ機能」と「自動化」をご紹介ました。

EPLAN Electric P8とは

EPLAN Electric P8とは電気設計の効率化に特化した電気CADです。

今回はEPLANがデモや毎月を行っている体感セミナーで反響のある、

  • シンボル配置で配線を自動で接続する機能
  • クロスリファレンスの自動表示機能
  • マクロ機能

をご紹介します。

P8:シンボル配置で配線を自動接続

まずシンボルを見ていきます。EPLANでは国際規格に準拠したシンボルを標準装備しています。また、シンボルは単線図と複線図を併せて約1500のシンボルがあります。



IECシンボルの他にもこのようにGBシンボル、GOST(ゴースト)、それからNFPA等のシンボルもあります。EPLANの中ではシンボルの自動変換機能があります。
例えば、設定を変えるとIECシンボルからNFPAに自動に変換することができます。

回路図にシンボルを挿入します。セミナーでは「モーター過負荷スイッチ、端子台、モーター」の回路図を作成しました。

モーター過負荷スイッチ、接続ポイント6のシンボルを選択します。すると、シンボルがマウスについてきます。配置場所が決まったら、マウスをクリックしてシンボルを配置します。同じようにモーターのシンボルを挿入します。

(下記動画リンクをクリックすると、回路図にシンボル挿入の部分から再生されます、ぜひ動画でご確認ください!)

モーターのシンボルを、すでに配置してあるモーター過負荷スイッチの下に持って行くと自動で線が表示されます。そして、クリックして配置すると自動で線が接続されます。



線上にカーソルを合わせると、From-Toの接続状態が確認できます。この情報からレポートの作成で接続リストを自動で作成することができます。

P8:クロスリファレンスの自動表示機能

複数ページに渡って回路を作製した時、通常のCADではページを探して配置先を見つけなければなりません。EPLANでは中継ポイントというシンボルを使って、配置先と接続を行います。

セミナーではモーター回路を前のページの電源の回路と接続してデモしました。

電源の回路図を開いてQB1のヒューズと接続します。QB1の接続先を見ると1L1、1L2、1L3となっています。これらを中継ポイントといいます。

制御回路に戻り、中継ポイントを配置します。
 


上記1L1の中継ポイントを見ると、緑の文字で1.2と書いてあります。これがクロスリファレンスです。この中継ポイントを選択して、キーボードからFキーを押すと、電源回路の1L1に飛びます。反対にこの電源回路からFキーを押すと制御回路の方に飛びます。
 
(下記動画リンクをクリックすると、クロスリファレンスのジャンプ部分から再生されます、ぜひ動画でご確認ください!)
 クロスリファレンスの機能を用いることによって相手先を探す必要がなくなります。
 

P8:マクロ機能

EPLANでは別のプロジェクトで使いたいページ、回路、シンボルなどをマクロとして登録しておくことができます。

例えば電源回路をマクロ登録します。そしてそれを別のプロジェクトでページを挿入すると、このように電源回路を挿入することができます。

P8:プレースホルダーオブジェクト機能 

マクロ機能を応用していくと回路を挿入する時に部品を一括で挿入変更することができます。これをプレースホルダーオブジェクトといいます。

例えば、モーターの定格0.75KWの時にはこれらの部品を使うという風に指定することができます。
 

またモーターの定格を2.2KWに変更をしたい時には、値セットを2.2KWに変更することによって部品をまとめて変更することができます。
 
あらかじめ部品を登録しておくことで、モーターの定格が変わった時に部品を間違えるというミスを防ぐことができます。
 

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