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【制御盤製造】導入事例:制御盤製造の生産性、正確性、品質を改善。制御盤製造加工機との連携も。 - 世界標準の電気設計CAD EPLANブログ

作成者: Admin|Feb 5, 2020 5:00:00 AM

EPLANの導入事例(英語)を日本語に訳しています。一部抜粋、わかりやすい日本語に言い換え、追記などを行っています。完全版(英語)はこちらのリンクからご確認ください。
EPLAN and Rittal add value for LCA Group.

会社概要

社名:LCA Group(イギリス)
業界:制御盤メーカー
課題: 生産性、正確性、適時性、再現性、品質を改善する方法、高いエラー率によるプロジェクトの遅延、手動作業プロセス
導入ソリューション:EPLAN Pro Panel、EPLAN Smart Wiring、EPLAN eVIEW、リタール製品

LCAグループは2017年に買収され、LCAグループの経営層は製造およびアセンブリ機能を促進させる必要性を認識しました。その後、LCAグループは、部門間コミュニケーションの改善を目的とした新しいテクノロジーとイノベーションに投資しました。以来、EPLANとリタールは、ハーワーデンに本拠を置く電気エンジニアリング会社LCAグループと密に連携し、電気エンジニアリング業界をリードするターンキーサービスをサポートしています。

LCAグループは、EPLAN Pro PanelEPLAN Smart Wiringソリューションを導入しています。またEPLAN Cloudの一部である新しいEPLAN eVIEWソリューションのテストユーザーに選ばれました。
LCAグループはリタールのレーザー加工機 Perforex、Assemblex、およびSecarex も所有。プロジェクトの設計、製造、設置、試運転および保守を含む電気エンジニアリングサービスを全国の企業に提供しています。 また、英国で最初のRittal Automation Systems 3Dレーザーマシニングセンターを所有しているため、LCAグループはクラス最高の3D設計および製造機能を顧客に提供しています。

導入事例動画版:EPLAN Pro Panel revolutionises Control Panel Design at LCA Group|EPLAN UK You Tube

制御盤3Dレイアウト設計データの活用

LCAのエンジニアリングおよび製造業務を支えているのは、EPLAN Pro Panelです。
Pro Panelで制御盤レイアウト図、展開図、BOMなどの製造ドキュメントなど、制御盤製造に必要なすべてのデータを作成、提供しています。
そして製品開発および製造のプロセスで、そのデータをオートメーションテクノロジーと統合します。EPLAN Pro Panelは、端子台の自動組み立てや機器のロボット配線など、未来志向の自動化技術にも対応しています。

参考:バリューチェーンウェビナー EPLAN Pro Panel|EPLAN Japan 公式 You Tube

参考:EPLAN Pro Panel 製品紹介|EPLAN公式Blog

配線デジタル指示書 Smart Wiring活用

LCAグループは、制御盤内配線データを100%デジタルで利用可能にするシステムであるEPLAN Smart Wiringも使用しています。
EPLAN Smart Wiringは、EPLAN ProPanelで作成した3D配線仮想モデルを利用します。
(事前に設計された配線ルートに沿って配線作業が可能であるため)ユーザーは、ヒューマンエラーの防止と大幅な時間節約が可能です。

参考:バリューチェーンウェビナー Smart Wiring|EPLAN Japan 公式 You Tube

参考:EPLAN Smart Wiring 製品紹介|EPLAN Japan 公式Blog

 

効率的なプロセスと加工機との連携

LCAグループでは、EPLANソフトウェアはリタールの高度な製造システムと直接連携します。
これには、手作業で行っていたプロセスを自動化する鋼板パネルの構築のための革新的なシステムであるリタールPerforex LC 30153Dレーザーマシニングセンターが含まれます。
3Dモデリングを統合したEPLAN Pro Panelソフトウェアが提供する機能を使用して、
Perforex LC 3015は、これらの操作に以前必要だった数分の1の時間でパネルを処理しながら、非常に高い精度で測定と加工を実行するようにプログラムできます。

LCA生産施設では、DIN取り付けレール、Cレール、ケーブルダクトを切断するRittal Secarexカッティングセンターも使用されています。
この機械は、品質の向上と廃棄率の削減により大幅なコスト削減を実現し、手動切断よりもはるかに効率的です。
Secarexセンターには、産業用PC、18.5インチモニター、トラックボール付きキーボードを備えた最新のオペレーティングステーションがあります。
さまざまなサイズのDINレール用に事前定義されたテンプレートを備え、サポートレールとケーブルダクトのプロジェクト関連のラベリング用の統合ラベルプリンターを備えています。

EPLAN eVIEWを使用

導入された革新的な設計および製造ソリューションをさらに有効活用するために、LCAグループは、EPLANの最新のクラウドベース製品のテストユーザーに選ばれました。

新しいクラウドベースのコラボレーションツールであるEPLAN eVIEWを使用すると、
設計者と顧客がプロジェクトで簡単に緊密に連携できるようになり、設計レビューの手順を短縮し、設計の修正と再作成の必要性を減らして、大幅なコスト削減を実現します 。

EPLAN eVIEWを使用すると、EPLANで設計されたエンジニアリングプロジェクトにクラウド経由で直接アクセスできます。
つまり、プロジェクトデータは、いつでも、どこでも、アクセスを許可された人なら誰でも見ることができます。
重要な機能の1つは、顧客、製造現場の従業員、およびメンテナンスエンジニアが変更に関する提案を追加できるようにする赤ペン機能です。これらの変更は、設計エンジニアがすぐにアクセスできます。

LCAグループでは、EPLAN eVIEWで顧客との迅速な設計レビューを可能にしています。
同社の顧客は図面をオンラインでチェックし、数時間ではなく数分以内にLCAグループにコメントを送れます。
設計変更申請者、設計変更担当者、変更が行われた日時など設計変更履歴はすべて管理・保存されます。
さらに、eVIEWを使用すると、ドキュメントを印刷する必要がなくなり、印刷用紙の大幅削減、それに伴うコストの削減、さらに環境保護にもつながります。

参考:EPLAN eVIEW Free:ドイツで設計・イギリスでARを使いデータを確認|EPLAN Japan 公式 You Tube

参考:EPLAN eVIEW 製品紹介|EPLAN Japan 公式Blog

 

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公開日:2020年2月5日
最終更新日:2023年3月3日