IEC規格とは?JIS規格、ISO規格との違い
2024/04/02
EPLAN製品情報
世界中の部品メーカーが日々自社の部品データを管理し、EPLANユーザーのためのデータベースに定格や3Dレイアウト図などを公開しています。それがEPLAN Data Portalです。
EPLAN Data Portalでは現在国内外問わず主要部品メーカーの参加が継続的に拡大しており、オンラインでアクセスして活用いただけます。EPLAN Data Portalにある部品データはプロジェクト内にインポートするだけで使用でき、新規に作成する手間が省けます。お客様はデータを集める労力が軽減され、設計に集中して取り組んでいただけます。さらに標準化された部品データを使用するため、機械や工場システムのドキュメント品質も向上できます。
EPLAN Data Portalに登録された部品データは回路図を作成するEPLAN Electric P8、制御盤内3Dレイアウト設計 EPLAN Pro Panel、流体動力設計のEPLAN Fluidで使うことができます。
部品は20ヶ国語で利用可能、ポータルサイトは毎月更新されます。
2023年1月16日現在、430社、1,377,038点の部品データをEPLAN Data Portalで利用できます。
日本の部品メーカーは現在36社、約28万点掲載されています。
参考:2022年11月17日現在EPLAN Data Portal日本の状況をまとめたPDFはこちら
掲載されている部品データに含まれている部品情報は8種類です。
詳しく商用データ・機能テンプレート・接続ポイントパターンを説明します。
部品番号、タイプ番号、名称、メーカー名、サプライヤー、オーダー番号の情報が含まれています。これらの情報を、部品リストまたはエクセルに出力させて、社内のBOMシステムなどで活用することができます。
部品の機能、シンボル、接続などの情報が含まれています。機能テンプレートにより、回路図に部品を配置すると、シンボルが自動で挿入できます。
3Dプロパネルの自動ルーティングで使用するための情報が登録されています。接続ポイントパターンには、接続ポイント名称、接続ポイントの位置座標、ルーティング時における配線の方向が登録されています。
部品データには、部品の機能、シンボル、接続などの情報が含まれています。例えば、電気設計CAD EPLAN Electric P8 からEPLAN Data Portalにアクセスし、そこから部品データをドラッグ&ドロップで取り込むと、図面にシンボルが表示されます。P8ではシンボル間の接続は自動で行われることもあり、設計効率を格段に向上させることができます。
参考:EPLAN Data Portalセミナー 機能テンプレート説明|EPLAN公式You Tube
EPLAN Data Portal上で部品メーカーが提供しているセレクターのガイドにそって選択することで、適した部品をすばやく見つけることが出来ます。検索した部品のデータはEPLAN Data Portalから簡単にダウンロードできます。
仕様は決まっているけれど、型番はわからない。 型番を調べるために部品メーカーのWEBサイトを別ウィンドウで立ち上げて検索する、という必要がなくなります。
日本メーカーでは富士電機機器制御が独自のセレクター機能を公開しています。
参考:EPLAN Data Portalのセレクター機能とは|EPLANブログ
利用したい部品が掲載されていなかったり、ダウンロードした部品データに不具合がある場合もあります。そんな時はEPLAN Data Portalから直接メーカーにリクエストを出すことができます。
参考:【Tips】EPLAN Data Portalで部品に関するリクエストをメーカーにする方法|EPLAN ブログ
最新バージョンのData Portalでは、クラウド環境EPLAN Cloudとの全面的な統合が実現されています。EPLAN Cloudに登録すると、新しいData Portalを見ることができます。