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2024/04/02
2025年9月1日、通常の新プラットフォームリリースだけでなく、Eplanは製品構成を一新しました。この戦略の背景には何があるのでしょうか?ソフトウェアポートフォリオ担当副社長のThomas Weichselが語ります。
本記事は下記記事を翻訳、一部再構成しました。
„Unsere Kunden verringern ihre ’Time to Value’ und steigern die Produktivität”
現在、国際市場において、Eplanのお客様はいかにして事業を成功に導き、未来への確固たる基盤を築くという大きな課題に直面しています。弊社は、お客様がEplan導入から成果が出るまでの時間(Time to Value)を短縮し、お客様の企業成長をサポートしたいと考えています。
そのために、弊社は個別の分野に特化した製品を提供するだけでなく、業界や業務のワークフローに合わせた最適化されたソリューションを提供することにしました。業務に特化したオールインワンパッケージなので、後から追加のモジュールやオプションを検討・購入する必要はなく、すぐにソリューションを最大限に活用できます。
ソフトウェアポートフォリオ担当副社長のThomas Weichsel
例えば、Eplan Preplanningは、従来からの事前設計のP&ID(配管計装図)の専門的な作成機能に加え、今回新たに単線結線図の形で初期計画段階における電気設計の要件もカバーできるようになりました。これにより、システムインテグレーターだけでなく、構想設計段階のオペレーターなどにとっても、非常に魅力的な製品となりました。
さらに、機械装置産業、制御盤製造、エネルギー、ビルディングオートメーションといった、それぞれの業界要件に特化した、シンボル、サンプルデータ、フォームなどのコンテンツが含まれた、業界別パッケージも新たに提供します。これを使い、お客様はソフトウェアをより迅速に導入することができます。
また、新しいEplanプラットフォームは、(主要製品で、Eplan Cloudのアプリケーションが標準で含まれるようになったので)異なる拠点間でマスターデータを共有し、一貫性のあるシステム環境を構築するのにも最適なツールとなりました。
「効率的なエンジニアリング(Efficient Engineering)」— これは弊社が掲げるスローガンであり、弊社が提供したい価値そのものです。お客様のワークフローをより包括的にサポートするためには、多くの機能を提供すべきだと考えたからです。
新しいEplan Preplanning、Eplan Electric P8、Eplan Pro Panelでは、お客様はEplan Cloud上で社内外とのコラボレーションが可能になります。部品管理、データ管理、回路図自動生成、Eplanプロジェクトの閲覧といったEplan Cloudのアプリケーションがすべて標準でご利用いただけるようになりました。お客様がPlatform 2026のライセンスを有効化するとすぐに、Eplan Cloudの機能が利用可能になります。
以前はEplan Electric P8の製品シート(ライセンス)と機能のパッケージ エレメンツを選ぶことでお客様それぞれが自社に合った製品の組み合わせを選んでいました。
今回の新しい製品構成では、Eplan Electric P8は、Premium、Pro、Advancedと機能に合わせた製品パッケージとなっています。パッケージ化されただけではなく、Eplan Cloudアプリ(部品管理、データ管理、プロジェクトビューア)に加えて、油圧空圧回路設計機能も含まれており、性能性が大幅に向上しています。
Eplanが今回の製品構成の再編に踏み切ったきっかけは、お客様が感じていた「製品の分かりにくさ」を解消する必要があったからです。
以前の製品ラインナップでは、選択肢が豊富な反面、お客様にとっては複雑で分かりにくいという課題がありました。そこで、お客様が迷わず、最適なソリューションを選べるように、こうした複雑さを解消し、お客様が製品の検討から導入まで、よりスムーズに、迷うことなく安心してお使いいただけるように、透明性の高いシンプルな製品体系へ刷新することを決断しました。
Eplan Platform2026をもっとりしたい方はこちらのサイトをご覧ください。
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