IEC規格とは?JIS規格、ISO規格との違い
2024/04/02
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電気設計において部品選定は地味な作業である一方、プロジェクトの成功を左右する重要な作業といえます。もし部品選定のミスが判明すれば、その解決策を考える必要があり、最悪の場合作業してきた内容が無駄になり、大きくやり直さなければいけない可能性も出てくるでしょう。部品選定ではどのような問題があり、どのような対応策が考えられるでしょうか。
* この記事は2019年10月23日にEPLAN Japan 公式ブログに掲載した記事を再編集、再掲載いたしました。
電気設計においては、「顧客の要求を満たす制御システムのデザイン」と「制御システムを実現するための図面や部品表作成など雑務の繰り返し」の大きく二つの工程があります。前者はクリエイティブな作業で、電気設計者としては特に積極的に取り組みたい工程ではないでしょうか。一方、後者は作業としては地味かもしれませんが、こちらも非常に重要です。制御システムの完成を左右する作業であり、一つの小さなミスが大きなミスにつながってしまう可能性もあります。
前者の工程に時間を割くためには、後者をどれだけ迅速かつ正確に進めるかが鍵となります。
この後者の作業のなかで、大きな割合を占めるのが「部品選定」です。「制御システムを実現するための図面や部品表作成など雑務の繰り返し」の工程を迅速に行うには、この「部品選定」がポイントになります。作業の妨げとなる問題の多くは、
部品選定は多くの電気設計者にとって、できることなら早く終わらせたい作業です。しかし部品選定のミスはプロジェクトに大きな影響を及ぼしかねません。
業務への影響や深刻さによっては現行ツールからの変更や新たなシステム導入を行うなどをし、部品選定をどれだけスムーズに処理するかが電気設計の鍵となります。
また、サポート終了などでやむを得ず一部のツールやシステムだけを入れ替えたとしても、「データ共有」や「システム連携」が困難なものであっては、同じことの繰り返しになるだけです。
EPLAN Data PortalはEPLAN Cloudで提供されるクラウドアプリケーションを始め、EPLANプラットフォームを通じて利用でき、標準化された高品質な部品データをプロジェクト内にインポートするだけで使用することができます。
現在も国内外問わず主要部品メーカーの参加が継続的に拡大しており、規格によって部品データが検索できるフィルタ機能や部品のリクエスト機能も備えています。