IEC規格とは?JIS規格、ISO規格との違い
2024/04/02
お役立ち資料
本記事はITmedia Virtual EXPO 2020 春で公開されたウェビナーの記事バージョンです。動画でご覧になりたい方は下記リンクよりご覧ください。
電気設計者は忙しい。なぜ忙しいのか、どうしたらその忙しさを解消する事ができるのでしょうか。アイティメディア社の「電気設計者の課題」に関する調査を踏まえ、その課題解決のために「標準化」「自動化」「つながる」の3つのキーワードを挙げました。
EPLANがお客様とお話をしてよく聞く「忙しさ」は、このようなものが多いです。
その原因は赤文字にしたような非効率な作業や、設計者ごと・部署ごとにバラバラなツールを使っていることによる手作業の多さなどの課題ではないかとEPLANは考えます。
電気設計の効率化は、今まで後回しにされがちでした。しかし、ここ数年で、多くの電気設計者が課題を認識し、解決しようと動き出したと感じています。
アイティメディアが2018年に調査した電気設計者の課題アンケートより、電気設計部門の課題認識を見てみます。
設計業務で課題だと感じていることを複数選択で選んでもらった結果、 7割近くの人が「技術の伝承に課題」を感じていることがわかります。さらに課題を解決するために「今後」どのような取り組みを行っていくべきか、という質問に対しては半数を超える人が「有効なツールの活用」と回答しました。
参考:アイティメディア 「電気設計者の課題」に関する調査(調査期間:2018年7月17~7月31日)
次に外的要因となる、製造業を取り巻く環境を見てみます。
生産年齢人口がどんどん減ると言われています。頼れるベテランの高齢化・退職。そして若手の減少が危惧され、電気設計部門の課題認識で挙げられていた「技術の伝承」が急務になるのではないでしょうか。
参考:総務省 平成30年版 情報通信白書のポイント はじめに
2019年の「人手不足」関連倒産は 426件(前年比10.0%増) 2013年の調査以降過去最多。制御盤の設計・製造で言えば、協力業者任せの設計製造に危機感を感じます。
電気設計部門の考える課題と、製造業を取り巻く環境の課題を考えると、既存のやり方には限界があり、新しい取り組みが必要です。
アイティメディアの調査結果から、電気設計部門の考える3つの課題と、これは皆さんが想定している解決法を3つ挙げます。それぞれ関連しているところを線で結ぶと、3つの課題をすべて解決できる解決方法が、一番上の有効なツールの活用となることがわかります。
教育体制の構築と教育の実施 と 作業工程の標準化と手法の確立 とは違い、有効なツールの活用は外部のソリューションを活用するという事です。では、電気設計に有効なツールとはどういうツールでしょうか。
電気設計の標準化を生業にしてきたEPLANが考える、制御盤 設計・製造の課題解決に必要なキーワード は 標準化・自動化・つながる です。
標準化とは、属人化している経験や知識を誰でも使えるカタチ(データ)にすること
自動化とは、今までのノウハウをベースとした、手作業を減らす仕組み
つながるとは、標準化された設計データをつかい、製造機器・工程間・他部署とつながること
EPLANのソリューションは電気設計から製造までつながります。設計データは同じプラットフォームで管理されているのでいつも最新の設計データにアクセスできます。(詳しくは EPLANってなに? や EPLAN製品紹介動画 を見ていただくのが良いかと…!)
忙しい・時間がない電気設計者の方が、この課題をなんとかするためにはどうしたらいか。電気設計者の課題を解決する有効なツールとはどういう物が良いのか、動画の内容を一部抜粋してまとめました。
ウェビナーで使用したスライドはこちらよりダウンロードしていただけます。