タブレットで盤の保守メンテ eVIEW!さようなら 紙図面と赤いペン

タブレットで盤の保守メンテ eVIEW!さようなら 紙図面と赤いペン

制御盤の保守メンテナンスでは紙に印刷された図面を用いることが一般的です。何か変更があった場所は、図面に直接書き込まれていきます。何年も何年も同じ図面に文字が書きこまれていくと、どれが最新情報か読み取れないということが起こります。また、手書きの文字では、人によってはクセが強くて読み取れないということも考えられます。

部品の交換が繰り返された制御盤と手元にある図面が違う場合…図面に書いてある手書きのコメントを読み解き…メンテナンスをしていく。もしくはベテラン作業者のサポートによって保守メンテナンスをしていくのではないでしょうか。では、保守メンテナンスで部品を何度も交換しているけれど、制御盤と図面が同じである場合、作業効率はどの程度上がるでしょうか。

EPLANはこの「紙図面と赤ペン」という長年のソリューションをデジタル化しました。

EPLAN eVIEWとは

EPLAN eVIEWとは簡単に言うと「ブラウザベースの完成図書」です。タブレットの中に完成図書となるデータが入っているのではなく、EPLANのクラウドソリューション EPLAN ePULSEにそれらのデータがアップロードされています。なので、インターネットがつながっていればプロジェクトにどこからでもアクセスが可能となります。

ePULSE_PPT.jpg
参考:EPLAN ePULSE

eVIEWのメリットとは?

クラウドにデータがアップロードされていると何が良いのでしょうか。

それは、プロジェクトに誰でもアクセスができる点。誰でもアクセスできるというのは、「アクセス権限を渡した人が誰でも」アクセスできるという意味です。もう少しかみ砕くと、電気設計者と制御盤のメンテナンスをする人が同じ図面を見ることができる、というイメージです。

eVIEWには共有しているプロジェクトに作業者(現場)からコメントをつけられる機能があります。(のちに出てくるレッドライン機能)逆に設計者も赤文字フィードバックすることができ、コミュニケーションをとることが可能です。

これは例えば、実際にメンテナンスしている人が「xxx部品を◎◎◎部品に交換しましたよ」とeVIEWに書き込む。すると電気設計チームが「なるほど。では設計データも同じように更新しましょう。」と回路図なり部品表なりを変更します。すると、更新されたデータがメンテナンスをしている人にも届きます。

常に実際の制御盤と図面が同じ「デジタルツイン」の状態を保つことができるというソリューションです。

参考:制御盤のデジタルツインを活用して盤製造コストを削減!|EPLANブログ

eVIEWの機能

  • レッドライン(赤文字)機能
    設計変更要求など、設計チームに対してのコメントを入れるために使います。要求されたレッドラインに「承認」「完了」などのステータスをつけることができるので、進捗が明確です。変更履歴は保存・確認できます。
  • グリーンライン(緑文字)機能
    現場内で共有するコメントをグリーンラインでつけることができます。(設計チームにはフィードバックされない)
  • 常に最新のドキュメントを閲覧可能
    古い、判読しにくい、または情報が不足しているドキュメントは、メンテナンスやサービスでは問題です。eVIEWを使えば、Webブラウザを使って最新の回路図にクラウドから簡単にアクセスすることができます。
  • どこにいても仕事ができる
    eVIEWでは、インターネットブラウザを使用して、どこからでも変更内容を表示したり、コメントしたりすることができます。これにより、ワークフロー内のすべてのチーム間のコミュニケーションを強化し、最大限の効率性と正確性を確保します。エンジニア、生産スタッフ、保守エンジニア、運用管理者は、必ずしも同じ場所に物理的に存在しなくても、共同で作業できるので、社会的距離をとらなければいけない状況でも、部門間のコミュニケーションが向上、高速化されます。
  • データセキュリティ
    eVIEWではアクセス管理が可能です。誰がプロジェクトのデータにアクセスできるか管理できます。明確に定義可能なアクセス権により、データのセキュリティを確保します。
  • 持続可能な作業
    レビュープロセスをデジタル化することで、eVIEWはエンジニアリングの調整を完全にペーパーレスにすることを可能にします。変更履歴も管理することができます。

eVIEW紹介動画

EPLAN ドイツ本社が作成した説明動画を紹介します。

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