配電盤(electrical panels)のエンジニアリングを支援するEPLANにワークフローを移行して1年以内で、Scholle IPN Canadaは機械の電気回路図を描く時間を50%削減しました。
業務用液体容器バッグインボックスソリューションを提供するパイオニア
Scholle IPN Canada社は、あらゆる形や大きさのバッグインボックス(プラスチック製の袋(バッグ)が、段ボール製などの箱(ボックス)に組み合わさっている業務用の液体容器)のソリューションを提供するパイオニアとして知られています。1947年以来、包装業界に革新的なソリューションを提供し、特に無菌包装(あらかじめ無菌状態にした内容物を、無菌化したパッケージや容器に無菌環境で包装する製造工程)に特化しています。この業界における同社の躍進は、包装された食品や飲料を手にしたい顧客の利便性を高めることに貢献しました。今日、Scholle IPN Canada社は、(スポーツ飲料や医療用液体のような)電解質、(牛乳やヨーグルトのような)乳製品などのバッグインボックス サプライヤーとして、業界で強い存在感を示しています。
約1年前、Scholle IPN Canada社は、製造現場でのワークフローを最適化するためにEPLANソフトウェアへワークフローの移行開始をしました。
EPLAN:時間節約ツール
生産現場の機械はしばしば再構成する必要があります。電気設計者は、最も効率的な方法でそれを行う必要があり、EPLANはまさにその点で重宝され、同社にとって不可欠な時間節約ツールであることが証明されています。
ジュースのパウチから乳製品の袋まで、Scholle IPN Canada社はケベック州モントリオールにあるどの機械でも、様々な種類の商品を包装することができます。しかし、新しい作業に機械を適切に適合させるためのレガシープロセスが常に存在していたため、同社は常に生産性の壁にぶつかっていました。
「以前は古い技術に頼り、すべてを手書きの図面からCADソフトウェアに変換する必要がありました。
しかし、機械が複雑になるにつれ、作業も複雑になっています。機械に必要な変更やアップデートが、以前のやり方では対応できないほど重要かつ複雑な作業です。
EPLANは、新しい仕事に合わせたロボットを作るために迅速な対応が必要な場合、私たちにとって理想的なソリューションです。」
1ヶ月かかっていた回路図を描く作業が、約2週間に短縮
昨年、EPLANの採用を決定しました。それ以来、配電盤(electrical panels)の設計と生産時間は劇的に改善されました。同社は設計図を紙に書いてからソフトウェアですべてを描き直すことから脱却したと、Linteau氏は述べます。
「今では、ナンバリング、クロスリファレンス、材料の請求書などすべてEPLANで直接行っています。電気シンボルがEPLANに統合されていることも、役立っています。」Linteau氏
実際、Linteau氏は図面に費やす時間を50%削減できたと言います。以前は回路図を描くのに1ヶ月かかっていましたが、今では約2週間に短縮され、すべてを紙からソフトウェアに移行する際のミスのリスクもなくなりました。
部品データへの高い需要
もう一つの利点は、ソフトウェアからアクセスできるEPLAN Data Portalの存在です。
「Data Portalは、今まではなかったものですが、今ではなくてはならないものになりました!発注を完了させるために常に使用しています。」
EPLAN Data Portalは、部品とデータセットのデータベースで、部品メーカーが直接管理更新しているため、情報は常に正確です。EPLANソフトウェア内で利用できるため、Scholle IPN Canadaのような企業は、設計プロジェクトで数回クリックするだけで、正しい仕様の正確な部品を見つけることができます。
EPLANに決定する前に、同社は他の有名な競合他社やその企業の電気アドオンを評価しました。Linteau氏と彼のチームは、その競合他社は使い勝手が悪く、EPLANの方がソフトウェアの安定性が高いと感じました。