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オーストリア ZKW

常に変化する複雑で精密な組み立てラインに対応するためにEPLANで標準化と自動化を導入

事例の種類
海外事例,
業界
自動車産業,
導入製品
Electric P8, Pro Panel,

導入切り替えはコロナ禍でオンラインミーティングだったが、スムーズに切り替えられました。

EPLANの導入事例(英語)を日本語に訳しています。一部抜粋、わかりやすい日本語に言い換え、追記などを行っています。完全版(英語)はこちらのリンクからご確認ください。

Continuous, Standardised Change The only constant is change
課題
  • 多様で新しい製品や技術に対して、複雑で緻密な組み立てラインを絶えず適合させること
  • 使用していたツールでは要件を満足に満たせない
効果
  • 常に同じ規格に基づいた回路図の自動生成が可能になった
  • エンジニアリングにかかる時間を大幅に短縮
  • EPLAN Data Portalで世界的な部品メーカーの製品カタログにアクセスできるのは良い
  • ハードルはあまりなくソフトウェアを切り替えることができた

もくじ

常に変化する生産ライン

ZKWの生産活動において、「変化」は同社のエンジニアリング部門に大きな課題をもたらします。なぜなら、モジュール式の組み立てラインは、新製品を生産するために組み立てラインと継続的に適合させなければならないからです。エンジニアリングにおけるこの高度な柔軟性を実現するために、ZKW社は最近EPLANを導入しました。

ZKWグループは、オーストリアに本社を置き、世界の自動車産業向けの照明システム(電子機器を含む)を開発・生産しています。照明システムを開発・生産する研究開発センターはヴィーゼルブルクにあり、約3,000人(全世界で約10,000人)の従業員を抱えます。

膨大な製品に対応する製品ラインⓒZKW
膨大な製品に対応する製品ライン© ZKW

一見するとシンプルに見える自動車やトラック用のヘッドライトやテールライトは、よく見ると非常に高度な技術システムです。例えば、ZKWは、この分野に多くの研究開発投資を行い、現在レンジローバーに搭載されている斬新なDLP®LEDヘッドランプを開発しました。このヘッドランプは、対向車や他の道路利用者の目を眩まさないように自動調整する先進的な防眩ハイビームを実現するだけでなく、スマートなデジタルフロントライトによって、道路上にアニメーションを投影することも可能です。

組み立てラインのカスタマイズ

これらの革新的な技術は、繊細なカメラ、超音波センサー、レーダー装置などの部品をヘッドライトに組み込む必要があり、ZKW社の生産設備に非常に大きな負担をかけます。

同社は組み立てラインに多大な時間とエネルギーを費やしています。照明システムを開発・生産する研究開発センターには、その数を正確に把握することは不可能なほどのラインを保有しています。この複雑さを管理するために、ZKWは独自のプラントエンジニアリング部門を持ち、組み立てラインやテスト技術の開発を行っています。

 

「多様で真新しい製品や技術に対して、 複雑で精密な組み立てラインを絶えず適合させていかなければならず、それには多くのエンジニアリング作業が必要です。しかし、組み立てラインを適合するという労力は最小限にとどめたいと考えています。」チームリーダー クレメンツ氏

 

EPLAN導入で設計の標準化と自動化

ZKW が以前使用していたエンジニアリングツールでは、これらの要件を満足に満たすことができなくなったため、EPLANに切り替えました。

ヴィーゼルブルクの設計者は、EPLAN Electric P8EPLAN Pro Panelを使用し、組み立てラインのすべての電気部品を2Dおよび3Dで計画するための安定した基盤をもちました。さらに、クラウドベースの電気設計自動化ソリューションEPLAN eBUILDによって完璧にカバーしています。

 

「私たちは 製品の市場投入までの時間をできるだけ短くするために、組立ラインで可能な限りの標準化とモジュール化を取り入れています。」クレメンツ氏

 

ZKWにおけるEPLANの導入ⓒwww.martingold.atZKWにおけるEPLANソフトウェアソリューションの導入は、最適なサポートのおかげで滞りなく行われました。 © www.martingold.at

これはエンジニアリング部門にも反映されており、製品の迅速な選択から始まり、設計の加速化、実装へと進んでいきます。EPLANの使用は、ZKWにとって完璧なものでした。

 

「eBUILDのおかげで、 常に同じ規格に基づいた回路図の自動作成が可能になりました。これは、エンジニアリングにかかる時間を大幅に短縮できることを意味します。」プロセスエンジニアリング担当者

 

最後に、クレメンツ氏はEPLAN Data Portalについて述べました。

 

多くの世界的な部品メーカーが提供する高品質の製品カタログに、オンラインで直接アクセスできるようになったのです。必要なデータにいつでもアクセスでき、部品データをエンジニアリング工程に直接転送することができます。私たちにとって、これは今やなくてはならない機能です。」クレメンツ氏

 

ソフトウェア切り替えのハードル

多くの企業は、ソフトウェアを切り替えることをハードルと考え、少なくともある種の恐怖心を抱いているようですが、EPLANを導入したユーザーにとっては、心配は杞憂に終わることが多いようです。

EPLANとZKWの最初のステップは、コロナの大流行が始まった2020年に行われましたが、「シンプルでわかりやすかった」と同社の担当者は述べました。

両者の担当者が協力して具体的な目標を定め、それを達成するために段階的なアプローチをとりました。

 

「経験豊富なEPLANのコンサルタントは、私たちの状況やより困難な状況にも対応できるよう特別に準備してくれていたので、 実際にスタートはとても簡単で、結果的にスムーズな切り替えができました。」

 

個別にカスタマイズされたコースやトレーニングは、当初はパンデミックのためにオンラインで、その後ZKWのオンサイトで行われました。同社の担当者は「EPLANはいつも私たちのことをよく知っていて、私たちの悩みを聞いてくれます。本当に感謝しています」。と強調しました。新規CTA

 

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